大谷翔平に“打者専念論”が米メディアで再燃?「二刀流が実現すると思っていない」
18年に4勝&22発で新人王受賞も「二刀流とは呼べません。まだやっていない」
2018年には4勝&22本塁打で新人王を受賞。確かにシーハン氏が指摘するように右肘の故障で戦列を離れる時期もあった。体の負担の大きい二刀流プレーヤー。それなら投手か打者か――。シーハン氏は迷うことなく、「打者」と言い切った。
「打者がより安全な選択だからです。そして、打者として伸びる可能性のほうが大きいと思っています。素晴らしい外野手になると思いますよ。ベースランニングもすごく上手いです。打者として上手くできる多くのことを、投げるために断念しなければならないのです」
「二刀流を続けているのは、オオタニがそうしたいからです。彼がそうしたい限り、エンゼルスもそうさせるでしょう。しかし、ある時点で、これは上手くいかないと、認めないといけないでしょう。日曜日の投球のことは関係ありません。しかし、5~6試合で良い先発をして、ラインナップで3~4日、打者としてプレーするということでなければ、二刀流とは呼べません。彼は、まだそれをやっていないのです」
打者としては30日(同31日)の本拠地マリナーズ戦で2試合連発となる2号3ラン。30日(同31日)まで打率.174だが、メジャー6位タイの7打点。さらに今季初盗塁をマークした。次回登板予定は2日(同3日)の本拠地アストロズ戦。打者専念論を唱えるシーハン氏を黙らせる投球を続けたいところだ。
(Full-Count編集部)