ダルビッシュ、6回2安打7K無失点の快投に敵将は白旗「私が見た中で一番よかった」

無安打1三振に封じられた3番ベルも「私たちのバランスを崩し、混乱させてきた」

■カブス 6-3 パイレーツ（日本時間1日・シカゴ）

　カブスのダルビッシュ有投手は7月31日（日本時間8月1日）、本拠地パイレーツ戦で6回2安打7奪三振、無失点の快投で今季初勝利を飾った。三塁を踏めず手も足も出なかった敵将デレク・シェルトン監督は「たぶん、私がしばらく見た中で一番よかった」と完敗を認めていた。

　圧巻の投球にパイレーツ・シェルトン監督もお手上げだった。ダルビッシュは初回の先頭フレイジャーに四球を許したが自らの牽制でアウトを奪うと打者3人で仕留める。その後も最速98マイル（約157.7キロ）のツーシームに加え、手元で鋭く変化するカットボールと緩いカーブで打者を翻弄。6回を86球、散発2安打無失点に抑える快投だった。

　MLB公式サイトは試合後のシェルトン監督のコメントを紹介。圧巻の投球を見せつけられたダルビッシュに「たぶん私がここしばらく見た中で一番よかった」とお手上げ状態。この日、3番で出場しダルビッシュに対し2打数無安打1三振に倒れたベルも「彼の球は確かにいつも以上のものだった。私たちのバランスを崩し、混乱させてきた」と賛辞を送っていた。

（Full-Count編集部）