6回零封の菊池雄星は勝敗つかず マ軍は延長で競り負けて単独首位逃す
菊池は三塁を踏ませず6回3安打無失点と好投
■アスレチックス 3-2 マリナーズ(日本時間2日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのアスレチックス戦に先発し、勝敗はつかなかった。今季2度目の先発マウンドで圧巻の投球を展開。6回までアスレチックス打線を3安打に封じて三塁を踏ませなかったが、リリーフ陣が同点に追いつかれて白星が消滅。マリナーズは延長10回の末に競り負けた。
菊池は初回、セミエン、ラウレアーノから三振を奪い3者凡退の立ち上がり。2回もオルソン、ピンダーから三振を奪い、2イニング連続で3者凡退に。3回に三塁内野安打でこの日初ヒットを許したが、続くマーフィーを二ゴロ併殺打に打ち取った。6回には先頭のデービス、続くピスコッティに連打を許して無死一、二塁のピンチを招いたが、マーフィー、セミエンを連続三振。チャップマンを三ゴロに仕留めて窮地を脱した。
マリナーズは3回にシーガーの適時打で2点を先制。菊池は2点のリードを保ったまま、今季初勝利の権利を持って6回で降板した。だが、7回にリリーフが同点2ランを被弾し、菊池の白星は消滅した。同点で迎えた9回1死満塁のチャンスを逃すと、延長10回で競り負け。アストロズが負けていたため、勝てば、地区単独首位に浮上するところだったが、それも逃した。
(Full-Count編集部)