ヤ軍コール、6回1失点の好投で昨季から19連勝　MLB公式は新記録に期待「狙える位置」

MLBの連勝記録はジャイアンツのカール・ハッベル投手がマークした24連勝

■ヤンキース 6-3 フィリーズ（日本時間4日・ニューヨーク）

　ヤンキースのゲリット・コール投手が3日（日本時間4日）、本拠地でのフィリーズ戦に先発。6回5安打4奪三振1失点の好投で開幕から3連勝を飾った。これでアストロズ時代の昨年から19連勝とし、MLB記録の24連勝まで残り5勝となった。

　コールは初回、2回と3者凡退に仕留めると3回には先頭のブルースにソロを浴びたが、その後は要所を締め失点は1点のみ。味方打線もガードナー、ウルシェラ、ルメイヒューが本塁打を放つなどコールを援護しチームは6-3で勝利した。

　MLB公式サイトはコールの開幕3連勝を称え「1937年のハッベルの記録更新を狙える位置にいる」と、MLBの連勝記録に期待を込めている。最多連勝記録はジャイアンツのカール・ハッベル投手が1936年7月から1937年5月まで続けた24連勝だ。

　コールはアストロズ時代の2019年5月27日から無敗を継続しており、この日で19連勝を記録しただけに「彼を見るもう1つの理由。83年前の古い記録に近づいている」と指摘。またヤンキース球団公式サイトも「コールは雨の夜、連続勝利数をさらに伸ばした」と賛辞を送り、少年時代からヤンキースタジアムでの勝利を夢見ていたコールが本拠地で白星を挙げ「夢が現実になった」と伝えている。