元巨人マシソンが“現役続行”へ 延期の東京五輪出場へ意欲「野球が恋しい」

寂しいマイナーリーグの全日程中止「自分にとって友情が結ばれた場所」

 米国でもまだ予断を許さない感染状況で、メジャーリーグも細心の注意を払いながら、シーズンが進められている。マシソンに悲しいニュースとして届いたのは、マイナーリーグの中止だった。

 マシソンもメジャーデビューを果たしたが、マイナーで過ごし時間も長った。巨人に入る前は3Aで地元ファンからの歓声を受けていた。

「リーグの応援ができないファンのことを考えると残念です。私が以前いたマイナーリーグのチームは、お客さんが結構、入っていました。当然、選手も仕事がないということが現状。今年で最後で、来年プレーを続ける機会をもらえない選手もいるかもしれない」

 マイナーリーグに起きる“死活問題”に心を痛めていた。それにこの場所、この時期は一人の選手としても、成長させてくれるのだという。

「僕が選手としてマイナーリーグもすごく楽しかった。そこでいろんなことで友情ができたりとか試練を乗り越えてきた。だからとても悲しい。日本に行くことなど、自分にとってもチャンスが広がった場所だからね」

 少し時間ができた分、考えることも増えた。東京五輪出場という目標を持ちながら、指導者としての道も考え始めている。ファンを愛し、愛されたマシソンが進むその次のステージも、必ず野球界に貢献してくれるだろう。

(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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