大谷翔平、今季中の投手復帰絶望的も米メディア安堵「また右肘靭帯を再断裂していたら」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大リーグ公式サイト「TJ手術を要する状況となっていたら、さらに深刻なニュースとなり得た」

 エンゼルスは3日(日本時間4日)、大谷翔平投手がMRI検査を受け、右屈曲回内筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間。4日(同5日)からの敵地・マリナーズ戦にはチームに同行する。指名打者としては状態を見て出場を続ける。

 投手・大谷の負傷を米メディアも続々と報じた。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは少なくとも4週間投球できないが、DHとして出場可能」と伝えた。今季中の投手復帰は「可能性が低くなった」とし、「このニュースは二刀流のオオタニをまた見られることを楽しみにしていた人たちにとって、間違いなく残念なものとなった。ポジティブな面としては、エンゼルスは内側側副靱帯に損傷があったと示していないことだ」と伝えた。

 大リーグ公式サイトは「ショウヘイは4~6週間投げない」と伝えた。「エンゼルスとオオタニにとっては後退となるが、また右肘靭帯再断裂でトミー・ジョン手術を要する状況となっていたら、さらに深刻なニュースとなり得ただろう」と最悪なニュースは避けられたと伝えた。米放送局「CBSスポーツ」は「60試合のシーズンにおいて8週間しか残っていないことを踏まえると、この怪我により、オオタニのマウンドでの2020年は終了する可能性がある」と今季中の投手復帰が厳しくなったと報道。投手・大谷の戦線離脱は、米国でも大きく報じられている。

(Full-Count編集部)

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