プホルス、通算659本塁打で歴代5位メイズへ王手 指揮官は称賛「本当に良い打撃」

左越え3号2ランを放ったエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:AP】
左越え3号2ランを放ったエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:AP】

打率.156も3本塁打7打点、マドン監督「どんどん良くなっている」

■エンゼルス 5-3 マリナーズ(日本時間5日・シアトル)

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が4日(日本時間5日)、衰え知らずの打力を見せた。敵地・マリナーズ戦で「5番・一塁」で先発出場。初回の第1打席で左越え3号2ランを放ち、育休リストから復帰したトラウトと通算16度目のアベック弾をマークした。チームは5-3で3連戦の初戦を先勝した。

 2試合連発で通算659本塁打。歴代5位のウィリー・メイズへ1本差に迫った。開幕したばかりで打率.156と上がってこないが、マドン監督は「良い打撃をしている。本塁打は本当に良い打撃だった。打率は見ていない。打席でのクオリティを見ている。彼はどんどん良くなっている」と称賛した。

 投げては開幕投手のヒーニーが6回途中3安打1失点で今季初勝利を挙げた。先発ローテでは当初エース格と期待された大谷翔平が右前腕筋の損傷で外れる。マドン監督は「ショウヘイはしばらく投げない。バンディは素晴らしい。テヘランは明日どうなるか見ることになる。キャニングとサンドバルが入る」と話した。

 この日は2点差の9回に右腕バトリーが救援して今季初セーブを挙げた。開幕から不振の抑えロブレスについて、指揮官は「彼は取り組み始めている。このチームで好投していたし、大丈夫だと思う。ただ、現状では(抑えを)役割を任せられない。取り組む時間が必要だと思った」と復調までバトリーを守護神とする方針を示した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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