大谷翔平は「素晴らしいアスリートだ」 負傷感じさせない一発に敵地解説者も感服

第1打席で本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
第1打席で本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

打者専念となった初戦でアーチ 元阪神ブロワーズ氏が驚きの声

■エンゼルス 6-1 マリナーズ(日本時間7日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地・マリナーズ戦で「4番・指名打者」で先発出場した。右屈曲回内筋群の損傷後は初の打者出場。2回先頭の第1打席で左越えへ先制3号ソロを放ち、チームの勝利に貢献した。

 いきなりの一撃だった。2回先頭。1ボールから右腕ウォーカーの外角カーブをバットに乗せて先制3号ソロ。打球速度102マイル(約164.1キロ)、飛距離351フィート(約106.9メートル)。打球角度39度の“ムーンショット”だった。

 右前腕筋負傷からの復帰初戦でアーチをかけた。マリナーズ放送局「ROOTスポーツ・ノースウエスト」は、どう伝えたのか。敵地実況が「入りました。1-0でエンゼルスのリードです。ここ数年間、打撃練習で逆方向へのパワーを見せていますね。すごい打者です」と伝えると、マリナーズOBで1999年に阪神でもプレーした解説者のマイク・ブロワーズ氏も驚きの声をあげた。

「今季3本目です。素晴らしいアスリートです。腕に損傷が見つかりました。今日はDHとして出場しています」

 大谷は球団広報を通じて「運良く捉えることが出来ました。壁を越えてくれて良かったです」と振り返った。この“復帰初戦弾”には同地区のマリナーズ放送局も称えるしかなかったようだ。

(Full-Count編集部)

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