田中将大、5回0封で完全復活アピール! 筒香に2打数無安打の貫録勝ちもヤ軍は連敗

ヤンキース・田中将大(左)とレイズ・筒香嘉智【写真:AP】
ヤンキース・田中将大(左)とレイズ・筒香嘉智【写真:AP】

5回を59球の省エネ投球、5奪三振無四球と圧巻の投球内容

■レイズ 1-0 ヤンキース(日本時間8日・タンパ)

 ヤンキースの田中将大投手が7日(日本時間8日)、敵地でのレイズ戦に今季2度目の先発登板。5回1安打5三振、無四球無失点の好投も打線の援護なく勝敗付かず。NPB時代を含め初対戦となった筒香嘉智には第1打席を一邪飛、第2打席は中飛に封じた。防御率は1.17。チームは0-1で敗れ連敗となった。

 田中は初回、2死からディアスに右前打を浴びたが続く崔志万を92マイル(約148キロ)で三飛に抑え無失点。2回1死走者なしの場面で筒香と初対戦。1ストライクから92マイル(約148キロ)の直球で一邪飛に仕留めると、続くアダメズも中飛に抑えた。

 3、4回は圧巻の3者凡退。5回もマウンドに上がると先頭のウェンドルを空振り三振、2度目の対決となった筒香に対して83マイル(約134キロ)のスプリットで中飛に仕留めると、続くアダメズを3球三振で抑えた。

 この日は5回1安打5奪三振無失点、無四球の快投で球数は59球。打線の援護なく今季初勝利はお預けとなったが圧巻の投球内容だった。

 試合は両チーム無得点で迎えた8回。レイズが1死二、三塁の好機を作ると代打ペレスが中犠飛を放ち、三塁走者の筒香が決勝のホームを踏んだ。

 7月4日(同5日)のキャンプ再開初日に打球が頭部に直撃。順調にリハビリを進めて臨んだ今季初登板8月1日(同2日)のレッドソックス戦では50球の球数が設けられ2回2/3で4安打2失点(自責1)で降板。そして2度目の登板となったこの日は1安打5奪三振無四球無失点の快投、次回登板では今季初勝利に期待がかかる。

○田中将大の全投球内容 59球

1回 二ゴロ 二ゴロ 右前打 三飛
2回 二ゴロ 一邪飛(筒香) 中直
3回 投ゴロ 空振り三振 右飛球
4回 空振り三振 遊ゴロ 空振り三振
5回 空振り三振 中飛球(筒香) 空振り三振

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY