大谷翔平は「とにかくもっと投げること」 エ軍投手コーチが挙げた投手復活への課題
シーズンオフもリハビリ継続する見込み「自信を持って信じてやっていくしかない」
投球再開までは4~6週間。早ければ9月上旬にキャッチボールを始めるが、シーズンオフもリハビリを続行。来季へ二刀流復活へつなげる考えだ。
「4から6週間の期間の終わりに近づいてきたら、スローイングをし始めるかもしれない。その時点で、彼がどんな状態かによる。それに応じて、綿密なスローイングプログラムをつくることになるだろう。彼が、確実に健康を維持できるようなプログラムを。(シーズンオフにリハビリすることについては)今回の怪我の、タイミングや状況を考えると、多分そうなるだろう。今は、まだ綿密な計画は立ててない」
右前腕筋の損傷で右肘靭帯再損傷などの大きな故障でなかったのは救いだ。しかし、来季以降へ不安が消えたわけではない。キャラウェイ投手コーチは復活への課題を挙げた。
「彼とやってきたことは、素晴らしかったと思っている。自分たちがやっていることに自信を持って信じてやっていくしかない。それでも、残念ながらこういうことは、たまに起こってしまう。(来季へは)とにかく、もっと投げること。そして、打者、捕手、テクノロジーをつかって、フィードバックを得ることだ」
今季はコロナ禍で対外試合なしのままシーズンインした。プレシーズンから真剣勝負を繰り返し、投手・大谷の復活へつなげる考えだ。
(Full-Count編集部)