ダルビッシュはMVPの“最有力候補” MLB公式「CY賞級昨季終盤の勢いそのまま」

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

トラウト、ジャッジら全30球団からMVPの可能性が高い選手を1人選出している

 今季ここまで3試合に先発して2勝1敗、防御率2.12と好投しているカブスのダルビッシュ有投手。昨シーズン後半戦から圧倒的な投球を続ける右腕を、MLB公式サイトは“MVP最有力候補”に選出している。

 60試合制の短縮シーズンで行われている今季のメジャーリーグ。すでにシーズンの1/4となる15試合を消化している球団がある一方で、チーム内の新型コロナウイルス拡大で予定通りに日程が進んでいない球団も。MLB公式は、全30球団からそんな異例のシーズンのMVPに輝く可能性の最も高い選手を1人ずつピックアップ。カブスからはダルビッシュが選ばれている。

 昨季はオールスター前は18試合で防御率5.01、111奪三振49四球と制球に苦しんだが、オールスター後は13試合で防御率2.76、118奪三振7四球と別人のような快投を披露したダルビッシュ。今季も初戦こそ4回3失点で負け投手となったが、2戦目は6回無失点、3戦目では7回1失点と好調を維持している。

 記事では「ダルビッシュは(昨季の)シーズン終盤にサイ・ヤング賞級の投球をした。そしてその時の勢いそのままに(今季の)投球を再開した」と絶賛。10日(日本時間11日)時点で13試合を消化し、10勝3敗とナ・リーグトップの勝率.769を誇るカブスの中から堂々の選出となっている。

 またア・リーグでは、エンゼルスから2014、2016、2019年MVPで今季も“本命”となりそうなマイク・トラウト外野手、ヤンキースから8本塁打&19打点でリーグ2冠のアーロン・ジャッジ外野手らが候補に挙がっている。

(Full-Count編集部)

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