田中将大、4回2失点降板もサイ・ヤング賞右腕は修正能力を絶賛 「一流なタナカ」

ブレーブス戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】
ブレーブス戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】

1994年にサイ・ヤング賞を獲得したヤ軍OBのコーン氏「ダメージを最小限に抑えた」

■ヤンキース 6-3 ブレーブス(日本時間13日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブレーブス戦に先発し4回5安打2失点で降板。シーズン初被弾を浴びたが、今季最多の66球を投げる粘投だった。今季初勝利こそ逃したが地元メディアは「課せられた役割を果たした。一流なタナカでした」と賛辞を送っている。

 走者を背負う苦しい場面も粘りの投球を見せた。田中は2回1死一塁でカマルゴに先制2ランを浴びたが大崩れすることなく4回を5安打2失点でまとめた。今季最多の66球を投げ、開幕から順調に球数を増やし復調の気配を見せている。

 この日の試合を中継した地元TV局「YESネットワーク」で解説を務めた、1994年にサイ・ヤング賞を獲得するなど通算194勝を誇るヤ軍OBのデビッド・コーン氏は田中の修正能力を絶賛していた。

 失点直後の3回は2死満塁のピンチを、4回も1死一塁から後続を打ち取るなど粘投を見せた右腕に「ダメージを最小限に抑え、課せられた役割を果たしました。そう言った面で一流なタナカでしたね」と称えると「スプリットもたくさん投げ、良いスライダーも投げていた。上手く使ったことで少なくとも4回を凌ぎました」と賛辞を送っていた。

 今シーズン初被弾を浴びるなど4回5安打2失点で降板し今季初勝利はお預けとなった。

(Full-Count編集部)

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