大谷翔平は3打席凡退… 指揮官は最強左腕カーショーに脱帽「球速上がっていた」

本拠地でのドジャース戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
本拠地でのドジャース戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

9回に新庄剛志に並ぶ通算215安打も…打線はド軍カーショーに7回1点止まり

■ドジャース 7-4 エンゼルス(日本時間15日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地のドジャース戦で「5番・指名打者」で8試合連続先発出場。3打席凡退で迎えた9回1死の第4打席で4番手右腕トライネンから左翼線二塁打を放った。メジャー通算215安打として日本人歴代10位の新庄剛志に並んだ。4打数1安打1得点で打率.214。チームは4-7で敗れ、2連敗となった。

 大谷は通算170勝左腕カーショーと公式戦初対戦した。2回無死一塁はニゴロ併殺打。5回無死、7回2死一塁と2打席連続でニゴロに打ち取られた。打線も通算170勝左腕に7回でわずか1安打1得点。レンドンの5号ソロのみに抑えられたのが痛かった。マドン監督は「以前見たときより球速が上がっていた。ゴロをたくさん打たされた。彼は低めにボールを集めていた。本当に良い投球をした。絶好調だった」とお手上げだった。

 4点を追う9回1死。4番手右腕トライネンの内角スライダーを左翼線へ打ち返す技ありの二塁打とした。15日(同16日)は同じ94年生まれの若き剛腕ビューラーと対戦する。2試合ぶりの安打を右腕攻略へつなげたい。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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