大谷翔平、第1打席で“新庄超え”右前打 通算216安打で日本人歴代10位に浮上

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

2試合ぶり安打でメジャー通算216安打、新庄剛志を抜いて日本人歴代10位となった

■エンゼルス – ドジャース(日本時間17日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地のドジャース戦で「5番・指名打者」で10試合連続先発出場した。2回先頭の第1打席で2試合ぶり安打となる右前打を放った。通算216安打として、新庄剛志を抜いて日本人単独10位となった。

 2回先頭。1ボールから、22歳右腕メイの甘く入った98.1マイル(約157.9キロ)のシンカーを捉えた。打球速度87マイル(約140キロ)のライナー性の打球は右前で弾む一打となった。同2死二塁からはスタッシーの左前適時打で先制のホームを踏んだ。

 22歳右腕メイとは初対戦だった。160キロに迫る高速シンカーを武器とし、今季は4試合に先発し、1勝1敗、防御率2.75。昨年8月にメジャーデビューを飾り、2年目の今季はエース左腕カーショーの登板回避を受けて開幕投手を務めた。

 大谷は前日15日(同16日)の同カードで4打数無安打。2試合ぶりの無安打で、試合前まで打率.200、4本塁打、10打点、2盗塁。ここ3試合は11打数1安打と結果を残せていなかったが、マドン監督は「昨日の試合(8回の第4打席)で彼は左中間にもう少しでホームランになる打球を打った。私はまたとても嬉しく思った。私は彼が正しい道にいると思っている」と話していた。

(Full-Count編集部)

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