再び打率1割台の大谷翔平に打撃コーチ力説「才能のある選手。自分自身に期待を」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

最近5試合19打数2安打で打率は再び1割台に「なるべく早くベストな状態に」

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地のジャイアンツ戦で「5番・指名打者」で2試合連続で先発出場する。最近5試合は19打数2安打と調子を落とし、打率は再び1割台となった。ジェレミー・リード打撃コーチがオンライン会見に応じ、「メジャーリーグは簡単な世界ではない。彼は既に多くのことを味わってきた。162試合のシーズンで彼は既に今のような状況を経験してきた。なるべく早く彼の中のベストな状態に持っていきたいと思っている。一日一日が大事で、目の前の1打席が大事。それを彼が理解出来るようにサポートするのが私の仕事だ」とバックアップを誓った。

 大谷は前日18日(同19日)の本拠地・ジャイアンツ戦で「5番・指名打者」で2試合ぶりに先発出場したが、4打数無安打1打点。9日(同10日)の敵地レンジャーズ戦から3試合連続でマルチ安打を記録して打率.224まで回復させたが、この日の試合前までは打率.191、4本塁打、11打点、2盗塁。リード打撃コーチは「フラストレーションを感じていると思う。なぜなら彼は非常に才能がある選手だから。彼ら(大谷や会見で話が上がったレンドンやアップトン)は自分自身に期待を寄せ、そうすることで彼らは素晴らしい選手になっている」と自信を持つことの大事さを訴えた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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