デビュー登板で危機一髪…顔面襲う175キロ痛烈打を好捕にファン「ニンジャの反射神経」

カージナルスのヨハン・オビエド【写真:AP】
カージナルスのヨハン・オビエド【写真:AP】

カージナルス先発オビエドが抜群の反射神経、MLB公式伝える

■カブス 4-2 カージナルス(ダブルヘッダー2試合目・日本時間20日・シカゴ)

 カージナルスのヨハン・オビエド投手が19日(日本時間20日)、驚愕の反射神経で打球を回避しファンの驚きを呼んでいる。この日、敵地のカブス戦でメジャーデビューを果たしたオビエド。あわや打球直撃の危機を回避したプレーをMLB公式サイトが伝えている。

 オビエドはこの日行われた、カブスとのダブルヘッダーの2試合目に先発。危機が訪れたのは4回だった。先頭打者の4番カイル・シュワーバー外野手が放ったライナーがオビエドの顔面付近を襲った。打球速度109マイル(約175.4キロ)の痛烈な打球は、右腕に直撃したかと思われたが、咄嗟の反応で差し出した左手のグラブの中に収まって難を逃れた。

 一瞬の出来事に対し、MLB公式サイトは「オビエドがデビュー戦で恐怖を笑い飛ばす」との見出しでこのプレーを報じた。「カージナルスのルーキーであるヨハン・オビエドは水曜日にリグリーフィールドで行われたメジャーリーグデビュー戦で才能を披露しただけでなく、反射神経も見せつけた」と紹介した。

 また、MLB公式ツイッターは「瞬き厳禁」と記して、この一瞬の出来事を動画で公開。ファンからは「こわっ」「オビエドは運がいい」「まさに危機一髪です! あの速い打球に反応できるなんて素晴らしい反射神経です!」「ニンジャのような反射神経」など安堵や称賛など様々な反応が寄せられた。

 オビエドのデビュー戦は5回を投げ、2安打4奪三振で2失点で防御率3.60。チームは終盤に勝ち越しを許して敗れた。晴れの舞台で一歩間違えれば大惨事につながる打球をつかんだだけに、次回登板では初勝利をつかみ取りたいところだ。

【動画】打ったシュワーバーも一安心? カージナルス新人のオビエドが強烈なピッチャー返しを回避した実際映像

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