WソックスのジオリトがMLB今季初のノーヒットノーラン達成 1四球のみ13Kの“準完全”

本拠地でのパイレーツ戦に先発登板したWソックスのルーカス・ジオリト【写真:AP】
本拠地でのパイレーツ戦に先発登板したWソックスのルーカス・ジオリト【写真:AP】

9回1四球13奪三振101球、パイレーツ相手に圧倒的な投球

■Wソックス 4-0 パイレーツ(日本時間26日・シカゴ)

 ホワイソックスのルーカス・ジオリト投手が25日(日本時間26日)、本拠地パイレーツ戦でノーヒットノーランを達成した。9回無安打1四球13奪三振、101球の快投。許した走者は四球の一人のみという“準完全”投球だった。

 3回まで打者9人をパーフェクトに抑え、5三振を奪取。4回先頭のゴンザレスに四球を与え、初めての走者を出したものの、後続を断った。5回も一人の走者も出さずに最終回へ。ダイソンを空振り三振、オスーナを右飛に抑えると、最後はゴンザレスの鋭いライナーが右翼へ。しかし、これを右翼エンジェルが好捕して快挙を達成。ジオリトはマウンド上で雄叫びを上げた。

 メジャーリーグのノーヒットノーランは昨年9月のジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)以来で、今季初。ツインズの前田健太投手は18日(同19日)のブルワーズ戦で8回までノーヒットに抑えていたが、9回先頭打者にヒットを許して逃していた。メジャー史上では通算304度目の偉業だ。

 ジオリトは2016年にメジャーデビューした26歳の右腕で、今季は3勝2敗、防御率3.09。2018年に10勝13敗、2019年に14勝9敗と2年連続で2桁勝利を達成している。昨年は2度の完封勝利を挙げているが、ノーヒットノーランは自身初となった。

【動画】メジャーリーグでは今季初の快挙! 最後は難しいライナーを右翼エンジェルが好捕、ジオリトがノーヒットノーランを達成した瞬間の映像

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