筒香嘉智、2試合連続無安打で打率.173 160キロ右腕サンチェスの前に苦戦

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

3打数無安打も第4打席に四球で出塁、貴重な追加点機を繋ぐ

■レイズ 2-0 マーリンズ(日本時間29日・マイアミ)

 レイズの筒香嘉智外野手は28日(日本時間29日)、敵地でのマーリンズ戦に「8番・DH」で先発したが、2試合連続で無安打に終わった。第4打席に四球を選んで追加点に繋げたが、それまでの3打席では好機を生かし切れずに打率.173。チームは2-0で勝利した。

 例年4月15日に行われるジャッキー・ロビンソン・デーだが、今年はコロナ禍により試合が開催されず、代わってこの日、筒香ら全選手は永久欠番「42」を身につけてプレーした。

 筒香は2回2死一、二塁の先制機で立った第1打席は、マーリンズ先発サンチェスがフルカウントから投じた6球目88.2マイル(約142キロ)低めシンカーを振ったが二ゴロ。5回無死一塁の第2打席は積極的に初球94.6マイル(約152キロ)を振ったが、一ゴロ併殺に倒れた。6回2死二塁での第3打席はフルカウントまで持ち込んだが、7球目87.3マイル(約140キロ)低めチェンジアップを一ゴロとした。

 9回2死二塁の第4打席は右腕スミスと対戦。フルカウントから四球を選んで出塁すると、続くペレスがタイムリー。貴重な追加点を演出した。

 これがメジャー2戦目だったマーリンズの右腕サンチェスは、デビュー戦で100マイル(約161キロ)を叩き出した剛腕。この日の第1打席でも99.7マイル(約160キロ)を投げた22歳に、筒香は苦戦を強いられる形となった。

 8月に入って3本塁打を放っているものの、なかなか上昇気流に乗れない筒香。しばらく我慢の時が続きそうだ。

(Full-Count編集部)

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