鷹を8連勝に導くグラシアルの存在 工藤監督も認める“神”がもたらす効果

グラシアルの復帰、復調と共に始まった連勝街道

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、デスパイネと共に再来日が遅れたグラシアル。8月18日のロッテ戦でようやく1軍に合流。復帰したばかり直後は無安打、1安打、1安打、無安打と波に乗れていなかったものの、連勝街道がスタートした22日の試合で4打数2安打とすると、グラシアルの復調と共にチーム状態も上向いていく。

 翌23日の試合で初の3安打猛打賞、本拠地に戻ってきた25日のオリックス戦では初本塁打を含む2試合連続の3安打と、徐々に本来の姿に。これに呼応するようにチームも連勝を今季最長の8まで伸ばした。

 グラシアルの復帰は、助っ人自身の打力以外でも、大きな効果をもたらしている。ロッテ戦までは6番で起用されていたが、デスパイネの再離脱後は3番ないし4番に入る。そして、その前には必ず中村晃、柳田の名前が。工藤公康監督ら首脳陣は「中村晃・柳田・グラシアル」の3人をセットで考え、その後ろに、さらにチャンスに強い栗原を置く。

 シーズンの大部分で柳田を怪我で欠いた昨季、グラシアルはチームトップの出塁率、長打率を残した。得点圏打率も3割を超えており、チーム内では柳田と双璧を成す強打者である。そのグラシアルが打線に加わり、中村晃、柳田の後ろに据えることによって、中村晃、柳田との勝負を避けられないようになるのだ。

1週間で奪った32得点のうち半分以上の18点が4人から生まれたもの

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY