前田健太、今季初黒星に女房役&米メディア同情「ツインズが求める投球だったが…」

今季初黒星を喫したツインズ・前田健太【写真:AP】
今季初黒星を喫したツインズ・前田健太【写真:AP】

大リーグ公式サイト「連敗ストッパーのような投球をしたが、打線が調子を取り戻せなかった」

■タイガース 3-2 ツインズ(日本時間31日・デトロイト)

 ツインズの前田健太投手は30日(日本時間31日)、敵地のタイガース戦で先発登板した。6回8奪三振、6安打3失点と好投したが、打線の援護に恵まれずに今季初黒星を喫した。防御率2.53。チームは2-3で敗れて今季ワーストの5連敗となった。

 初回、1死三塁からカブレラの左前適時打で先制点を献上。2、3回と無失点に抑えたが、4回に先頭カンデラリオに右越えソロを浴びた。6回の先頭・スコープにも左越えソロを被弾。2試合ぶり今季5度目のクオリティスタートを達成したが、勝ち星には届かなかった。

 今季初登板となった7月26日の敵地ホワイトソックス戦から勝敗なしを挟んで無傷の4連勝だったが、その連勝もストップした。大リーグ公式サイトは「ケンタ・マエダはこの連敗を止めるためにツインズが求めていたストッパーのようなピッチングをしたが、攻撃陣がいまだに調子を取り戻せなかった」と前田の投球を称えつつも打線が低調だったことを伝えた。地元紙「スタートリビューン」は先発マスクをかぶった通算104本塁打のアレックス・アビラのコメントを紹介。「よく投げていた。それが唯一彼に頼めることだ。彼はトーンを整えた。私たちはただ良いピッチングをしている男たちに十分な得点を与えることができなかった。……私たちが近いうちにもう少し打てるようになることを願っている」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

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