阪神・藤川球児引退に米球界からも惜しむ声「いい男だった」「アメージングなキャリア」

今シーズン限りで現役を引退することを発表した阪神・藤川球児【写真:荒川祐史】
今シーズン限りで現役を引退することを発表した阪神・藤川球児【写真:荒川祐史】

元ドジャースGMエバンス氏「全盛期には別格だった。西海岸でトレーニングしていた本当にいい男だった」

 阪神は31日、藤川球児投手が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。本人からの申し出があり球団も了承した。かつてプレーした米国からも引退を惜しむ声があった。

 藤川は2013年からカブス、2015年はレンジャーズでプレー。メジャー通算29試合登板、1勝1敗2セーブ、防御率5.74をマークした。元日本ハムで、2015年にレンジャーズで藤川とチームメートだったブルージェイズのアンソニー・バースは「素晴らしい人間。アメージングなキャリア、おめでとうフジ!」とツイートした。

 元ドジャースGMのダン・エバンス氏も自身のツイッターで藤川の引退を惜しんだ。「素晴らしいキャリア、おめでとうキュウジ・フジカワ! 高いスピンレートの並外れた高めの直球と、えげつないスプリットとスライダーという素晴らしい縦方向のコンビネーションで、全盛期には別格だった。西海岸でトレーニングしていた本当にいい男だった。ハンシン・タイガースは素晴らしい選手と契約した」。

 2006年のオールスター第1戦では西武の主砲カブレラに対してボールの握りを見せて直球予告。10球連続で投げ込み、カブレラ、小笠原を連続三振に斬った。エバンス氏は「私はフジカワの競争心豊かな側面をいつも楽しんでいた。彼は挑戦し、圧倒し、いつも楽しんでいた」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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