田中将大、今季6試合目で初勝利！　最長6回88球投げ3安打2失点7Kの好投

筒香との今季3度目の対戦は二ゴロ、遊直で2打数0安打に封じる

■ヤンキース 5-3 レイズ（日本時間2日・ニューヨーク）

　ヤンキースの田中将大投手は1日（日本時間2日）、本拠地でのレイズ戦で今季6試合目の先発マウンドに上がり、今季初勝利をあげた。今季最長の6回88球を投げて3安打2失点7奪三振と好投し降板。6回の攻撃で味方が3点を勝ち越し、ヤンキースはそのまま逃げ切った。筒香嘉智外野手との対戦は二ゴロ、遊直で2打数0安打に封じた。

　初回は2つの三振を奪い、上々の立ち上がりを見せていた田中。筒香との日本人対決は2回先頭で迎えた。1ボールからの2球目。低めのスライダーで引っ掛けさせて二ゴロに打ち取った。続くアダメスにヒットを浴びたが、キアマイアーの二直が併殺打となり、この回も無失点に封じた。

　3回にはペレスに四球を与えたが、2つの三振を奪い無失点。4回の筒香の2打席目はショートへのライナーだった。2点リードで迎えた5回、先頭のアダメスに二塁打を許すと、続くキアマイアーには右翼アッパーデッキまで運ばれる特大2ランを被弾して同点に追いつかれた。

　今季はここまで5回が最長だった田中は6回もマウンドへ。ロウ、メドウズを空振り三振に打ち取るなど、3者凡退に打ち取ると、その直後にウルシェラの2点適時三塁打などで一気に3点のリードを奪った。田中は6回3安打2失点7奪三振で降板。ヤンキースは7回以降、リリーフ陣が踏ん張ってリードを守り、田中は今季6試合目の先発で初勝利をマーク。これでメジャー7年連続勝利とした。

　今季3度目の筒香との対戦は2打数無安打。8月7日（同8日）、8月18日（同19日）の試合でも2打数0安打に封じており、この日で通算対戦成績は6打数0安打となった。

（Full-Count編集部）