山口俊、リリーフ登板で負け投手に 痛恨の勝ち越し被弾にうなだれる

敵地でのマーリンズ戦に3番手登板したブルージェイズ・山口俊【写真:Getty Images】
敵地でのマーリンズ戦に3番手登板したブルージェイズ・山口俊【写真:Getty Images】

同点の6回途中から登板、勝ち越し弾浴びうなだれる

■マーリンズ 3-2 Bジェイズ(日本時間2日・マイアミ)

 ブルージェイズの山口俊投手は1日(日本時間2日)、敵地でのマーリンズ戦で同点の6回途中から3番手で登板し、負け投手となった。7回まで無失点に抑えたものの、同点で迎えた8回に勝ち越しのソロ本塁打を浴びてチームは敗れ、今季3敗目を喫した。

 6回1死二塁のピンチで登板した山口は、アンダーソンを1球でセンターライナーに仕留めると、続くディアスには内角を攻め、最後は高めの球で空振り三振に。7回も2死から二塁打を許しながら後続を抑えて好リリーフを見せた。

 だが、痛恨だったのは8回だ。先頭のマルテに1ボールから外寄り球を振り抜かれると、打球は左中間スタンドへ一直線。山口は打球の行方を振り返って見る事なく、その場で膝を折ってガックリとうなだれた。痛恨の勝ち越し弾。結局、右腕は2回2/3で3安打1失点の内容で、今季3敗目となった。

 前回登板となった8月26日(同27日)のレッドソックス戦では、4回を投げ1発を浴びるも1失点にまとめてメジャー初勝利。開幕直後は失点続きで苦戦したものの、8月は5試合計11回2/3で2失点。勝負の後半戦へ、安定感を発揮し始めていただけに、痛い敗戦となった。

【動画】防御率を3点台にまで下げた直後に… 山口俊がマーリンズのマルテに勝ち越し弾を許しガックリうなだれた実際の映像

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