田中将大はFAランキング13位 今季で7年契約最終年、MLB公式は評価「優れた投手」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

2014年の右肘靭帯の部分断裂も「これまで長期離脱になっていない」と問題なし

 MLB公式サイトは現時点でシーズンオフにフリーエージェント(FA)になる選手を限定とした「FAランキング」を発表。今シーズンで7年契約が終了するヤンキースの田中将大投手は13位にランクインした。

 新型コロナウイルスの感染拡大で今季は60試合制となったが、正式に1シーズンと換算され選手たちに契約上の影響はない。MLB公式サイトはここまでの成績を元に「FAランキング25」を発表。堂々の1位に輝いたのはフィリーズのJT・リアルミュート捕手、2位にはレッズのトレバー・バウアー投手が入っている。

 楽天からヤンキースに移籍した際に結んだ7年契約が終了する田中は13位にランクイン。今季はシーズン前に打球が頭部に直撃し開幕が遅れたが、ここまで6試合に登板し1勝1敗、防御率3.38とまずまずの投球を見せている。

 メジャーデビューから6年連続2桁勝利をマークするなど先発として計算できる田中を「球速が落ちてきているが、2019年途中にスプリットのグリップを変更し、良い結果を得た。本塁打の問題はあるが、優れた投手である」と評価。

 14年には右肘内側側副靱帯の部分断裂を経験したが、その後は大きな怪我もなくマウンドに上がっており「2014年途中から分かっている問題であり、これまで長期離脱になっていない」と、問題ないことを指摘している。

 すでに地元紙などでは田中と再契約を望む声が上がっており、ワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースには必要不可欠な存在になりつつある。

(Full-Count編集部)

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