ダルビッシュ、7回1失点でリーグトップ防御率1.44 日本人初7戦7勝の権利を持って降板

本拠地でのカージナルス戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
本拠地でのカージナルス戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

7回で今季最多タイ11奪三振無四球1安打1失点、2桁奪三振は今季3度目&通算43度目

■カブス – カージナルス(日本時間5日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地のカージナルス戦で先発。パーフェクトに抑えた6回に先頭・カーペンターに右中間ソロを被弾したものの、7回11奪三振、1安打1失点と圧巻の投球を見せた。最速は96.7マイル(約155.6キロ)。7試合連続でクオリティスタートを達成し、リーグトップ(メジャー全体2位)の防御率1.44となった。

 初回から快投を演じた。先頭・ウォン、エドマンを2者連続三振。ゴールドシュミットを二ゴロに仕留めた。2点を先取した2回はミラーを遊ゴロ、デヨングを左飛、モリーナを三ゴロに打ち取る投球。3回はカーペンター、オニールと2者連続三振に仕留め、カールソンを遊直に抑えた。

 3点差に広がった4回はエドマンから見逃し三振を奪って3者凡退。5回は3者連続三振に仕留めた。6回は先頭カーペンターに右中間ソロを浴びてパーフェクトは途絶えたが、後続は仕留めた。7回はゴールドシュミット、ミラーを2者連続三振に仕留めた。7回101球(ストライク69球)を投げ、無四球、1安打1失点。2試合ぶり2桁となる11三振を奪った。2桁奪三振は今季3度目で通算43度目。この試合で白星を挙げれば日本人投手初の7戦7勝の快挙達成となる。

 ダルビッシュは試合前まで7試合に先発して、6勝1敗、防御率1.47。52三振を奪った。2日(同3日)には8月(7月を含む)のナ・リーグ月間最優秀投手を初受賞した。

(Full-Count編集部)

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