今オフFAの田中将大、米メディアがヤンキースに進言 優先事項は「タナカと再契約」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

7年契約最終年の田中はここまで7試合に登板し1勝2敗、防御率3.38

 今季は60試合制でスタートしたメジャーリーグも折り返しを迎えシーズンもいよいよ終盤戦を迎える。プレーオフ、そしてワールドシリーズ制覇に向けた各球団のトレードも終わったが、米メディア「ブリーチャー・レポート」は早くもシーズンオフのフリーエージェント(FA)を予想し、ヤンキースは「初めにすることはタナカと再契約すること」と指摘している。

 シーズン当初は順調に勝ち星を重ねてきたヤンキース。だが、ジャッジやスタントン、ウルシェラ、パクストンらの主力が離脱し現在ア・リーグ東地区3位と厳しい戦いが続いている。昨年はアストロズからFAとなったゲリット・コール投手を獲得し課題だった投手陣の強化に成功したが記事では今オフも「再び先発投手を探すだろう」と言及している。

 悲願のワールドシリーズ制覇に向けヤンキースのFA補強が止まらないことを予想する一方で、もう一つの注目は今季で7年契約最終年を迎える田中だ。開幕直前に打球が頭部に直撃するアクシデントもあったがここまで7試合に登板し1勝2敗、防御率3.38。勝ち星に恵まれない状況が続いているが安定した投球を見せている。

「ヤンキースは球団外での誰かを探すことも可能だが、初めにすることはマサヒロ・タナカと再契約することかもしれない」

 まずはメジャーデビューから6年連続2桁勝利をマークした田中の残留を最優先事項と指摘し「彼がこの球団に良く馴染んでいること。このオフシーズンはインパクトのあるフリーエージェントの投手が少ないことなどを考えるとタナカと複数年で再契約して、メジャーリーグのキャリアを終えることが出来るのではないだろうか」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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