マーリンズ、日系3世右腕ヤマモトを2日間でマイナー降格 前日に13失点と大炎上

マーリンズのジョーダン・ヤマモト【写真:Getty Images】
マーリンズのジョーダン・ヤマモト【写真:Getty Images】

今季は先発でスタートも奮わず、救援として再昇格直後に役割果たせず

 マーリンズは10日(日本時間11日)、日系3世右腕のジョーダン・ヤマモトをマイナーに降格させたと発表した。昨季メジャーデビューを飾った24歳は、8月に先発として3試合に投げたが奮わずに降格。8日(同9日)に救援として再昇格を果たしたが、わずか2日で再びマイナー行きとなった。

 ヤマモトは9日(同10日)の敵地ブレーブス戦に2回途中から2番手として登板。先発パブロ・ロペスが打ち込まれ、2-7とリードが広がった2死走者なしの場面でマウンドに上がった。火消しを期待されたが、一度勢いづいたブレーブス打線は止まらず。単打2本を許した後に、ソロ弾2発を浴びて4点を失った。

 さらに、3回にはフリーマンに2ラン、4回には同じくフリーマンの走者一掃の二塁打で3点を失い、2回2/3を投げて4本塁打を含む11安打3奪三振2四球13失点(自責12)という散々な結果となってしまった。結局、チームは9-29という記録的な大敗を喫した。

 チームは現在、ワイルドカードでのプレーオフ進出を目指す真っ只中。その中で期待される役割を果たせなかったヤマモトに、厳しい処分を下したようだ。今季メジャー2年目のヤマモトは、4試合に投げて1敗、防御率18.26の成績。今季、再び昇格のチャンスが巡ってくるかは分からないが、首脳陣の印象を覆すにはしばらく時間がかかりそうだ。

(Full-Count編集部)

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