田中将大との再契約を米メディア進言 最大の補強は「すでにピンストライプ着ている」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

今季がヤンキースとの7年168億円契約の最終年となる田中

 ヤンキースの田中将大投手は、今季開幕前に打球を頭部に受けて出遅れるも、徐々にギアを挙げて本調子に戻りつつある。今季が7年1億5500万ドル(約168億円)契約の最終年となる中、米メディア「ブリーチャー・レポート」では、田中のFA残留が今オフのヤンキースにおける「最もエキサイティングな動き」になると伝えている。

 田中はここまで8試合に先発し2勝2敗、防御率3.16。昨季まで6年連続で2桁勝利をマークし、メジャー通算77勝45敗、防御率3.73という堂々たる成績を残し、名門の屋台骨を支えてきた。

 記事では「ヤンキースは今オフにゲリット・コールの後のローテーションの補強に取り組まなければならない」と指摘。昨オフに投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約343億円)でヤンキース入りしたコールに続く今オフの最も大きな“補強”のひとつに田中の残留を予想し「最も明らかなFAの選択肢の1つは、すでにピンストライプを着ている」と言及した。

 さらに「日本人右腕には確実に複数の候補が挙がるだろう」と大規模な争奪戦を予感させつつも「しかし、ヤンキースが31歳の右腕と再契約し、彼がブロンクスで引退することになるかもしれないと予想する」と残留が濃厚であると結論付けている。

 田中とコールは、今春のキャンプ初日から互いに刺激を与えあう良きチームメートでありライバルの関係。そんな日米を代表する両右腕は、来季以降も名門で共闘となるか。

(Full-Count編集部)

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