田中将大、今季最長7回3失点で3勝目の権利持ち降板 ヤ軍打線が1イニング5発と大量援護
味方打線が田中を援護、4回に打者11人の猛攻で7安打5本塁打で一挙7点を奪い勝ち越し
■ヤンキース – Bジェイズ(日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)、本拠地でのブルージェイズ戦で今季9度目の先発。7回7安打3失点の好投を見せ3勝目の権利をもって降板した。チームは4回にメジャータイ記録となる1イニング5本塁打が飛び出すなど7点リードする展開となっている。
チーム今季最多の8連勝をかけマウンドに上がった田中。初回、2回と3者凡退の好スタートを切ったが2点リードの3回は先頭のグリエルJr.にバックスクリーン左にソロを浴びると、1死二、三塁からビシェットに中前適時打を浴び同点に追い付かれる。
それでも4回はわずか6球で3者凡退に仕留め立ち直ると好調の打線がその裏に大爆発した。
4回1死一塁から女房役のサンチェスがタイムリー二塁打を放ち1点を勝ち越すとここからが凄かった。ガードナーが5号2ランを放つと、ルメイヒューが10号ソロ。ボイトにも20号ソロと3者連発。さらに2死後にはスタントンに復帰後初の4号ソロ、トーレスにも3号ソロが飛び出し打者11人の猛攻で5本塁打を含む7安打。一気に7点を奪った
1イニング5本塁打はメジャータイ記録、そして3連戦での18本塁打はメジャー新記録を更新した。
大量援護をもらった田中は5回。先頭のグリエルJr.に2打席連発となるソロを浴びたが6回は3者凡退。今季最長イニングとなった7回のマウンドに上がると先頭のショーを右飛、グリエルJr.に二塁打を浴びたが後続を抑え無失点。7回7安打5奪三振3失点の好投を見せ3勝目の権利を持って降板となった。球数は91球。
(Full-Count編集部)