デグロム、ダルビッシュらとのCY賞争いへ圧巻の奪三振ショー 94Kはリーグ1位に浮上

本拠地でのレイズ戦に先発登板したメッツのジェイコブ・デグロム【写真:AP】
本拠地でのレイズ戦に先発登板したメッツのジェイコブ・デグロム【写真:AP】

レイズ戦で今季最多タイ14三振を奪った、防御率2.14はリーグ5位

■レイズ 2-1 メッツ(日本時間22日・ニューヨーク)

 メッツのジェイコブ・デグロム投手は21日(日本時間22日)、本拠地のレイズ戦に先発登板し7回4安打2失点。今季最多タイの14奪三振を奪う好投を見せた。打線の援護がなく今季2敗目を喫したが、防御率2.14はリーグ5位。94奪三振はリーグトップに立った。

 3年連続サイ・ヤング賞獲得がかかっている右腕は前回16日(同17日)の敵地フィリーズ戦で2回4安打3失点。右太もも裏の痙攣で緊急降板していたが、その不安を感じさせなかった。筒香を3打席連続で空振り三振に仕留めるなど毎回14三振を奪った。12奪三振以上を記録したのは今季3登板あり、これはメジャー最多タイ記録。奪三振率13.43はリーグトップだ。

 デグロムはカブス・ダルビッシュ有投手らとサイ・ヤング賞を争っている。4勝はリーグ14位タイ、防御率はリーグ5位だが、94奪三振で一気にリーグトップに躍り出た。ダルビッシュはリーグトップタイの7勝を挙げているが、防御率2.22はリーグ7位、88奪三振はリーグ3位タイ。今季の最終登板が重要な判断材料となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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