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楽天松井は飛ばすべきか、ペースを守るべきか…専門家が推す“抑えスタイル”

楽天は24日、ホームでロッテを3-0で下し、5連勝を飾った。先発の松井裕樹投手が5回無失点の好投で3勝目。5安打を許したが、今季最多となる114球を投げ、12三振を奪った。今季から本格的に先発に転向し、10度目となったマウンド。現役時代、ヤクルトなどでプレーし、楽天、ソフトバンクでコーチを務めた野球解説者の飯田哲也氏は、この日のピッチングは、松井が先発としてどう投げていけばいいのか、その指針となる登板になったと指摘した。

長いイニングを投げる力の調整具合が課題だった

 抑えから先発に転向したことで、長いイニングを投げるための力の調整具合を課題としていた松井。同じように初回から飛ばしていった前回の17日オリックス戦でも102球を投げ、5回2失点だった。力を温存しながら先を見据えて投げるスタイルを変え、2試合連続で勝ち星がついたことで、松井が先発として目指すべきスタイルが浮かび上がってきたと、飯田氏は言う。

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「先発になって、どう調整していいか分からないし、どこまで飛ばしていくか、力を抜いて内角いっぱいに投げるのか、迷っているところだと思う。でも彼のようなタイプは、長いイニングを投げようとして、スピードを加減して投げるよりも、この日のように初回から飛ばしていったほうがいいと思う」

 まだまだスタミナ面や配球面では課題もあるが、先発としての経験を積み重ね、目指すべき姿に近づこうとしている松井。飯田氏は「スタミナをつけていけば、先発としてやっていける。変化球でカウントを取れるようになれば、もっと長いイニングを投げられると思う」と言い「その中で、スタミナや球数を抑えていけばいい。それは、本人が気づかないといけない」と、更なる成長を期待する。

 2位ロッテに3連勝し、首位ソフトバンクとのゲーム差も4.5に縮めた楽天。エース則本が不在の中、松井が先発としての地位を確立し、今後も勝ち星を重ねていけば、楽天にもまだまだ逆転Vの可能性は、十分に残されている。

(Full-Count編集部)

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