連勝止まった楽天、逆転Vの鍵はどこに? 元ヘッドの分析は「打ち勝つしかない」
打線組み替えの必要性も指摘「勝っていくしかない」
楽天のチーム打率はリーグトップの.260。それでも松本氏が浅村、ロメロに更なる期待を寄せるのには事情がある。「今、抑えのブセニッツも少し不安があるし、リリーフ陣が苦しい状態で安定していない。そうなると、打線が打って勝つしかない。そのためにどうするかですね」と言うのだ。
17日以降は茂木が4番を打っていた楽天打線。だが松本氏は、今後は各打者の調子を見極めた上で、打線を組み替えていく必要があると指摘する。
「茂木が4番を打って連勝していたが、負けてしまったので、これからどうするか。各打者の調子を見て、日々、打順を組んでいかないといけない。チームは今、1試合1試合勝っていくことしか考えていないだろうが、優勝争いに残っていくためには、勝っていくしかない。そのためには打線が打つこと。得点を取って、投手陣に安心感を与えることが大事ですね」
首位ソフトバンク、2位ロッテとそれぞれ6試合の直接対決を残している3位の楽天。残り36試合で逆転Vをつかむためには、浅村、ロメロを中心とした打線の奮起、そしてビッグイニングを作れるかどうかが鍵となっていきそうだ。
(Full-Count編集部)