阪神・藤浪、2729日ぶり救援登板で村上から被弾 チーム“コロナ禍”で昇格

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

5回に登板、6回に村上から勝ち越し弾浴びる

■ヤクルト – 阪神(26日・神宮)

 阪神・藤浪晋太郎投手が26日、敵地神宮球場でのヤクルト戦で、1-1の同点の5回に登板。イニングをまたいだ6回に村上から勝ち越しのソロを浴び、2回を投げて2安打1失点。中継ぎでの登板は、プロ1年目の2013年4月7日の広島戦(マツダ)で登板して以来、実に2729日ぶりとなった。

 5回先頭のスアレスを152キロの直球で空振り三振に仕留めると、続く坂口も変化球で空振り三振に。青木には中前打を許したが、山田を中飛に抑えて1回を無失点に抑えた。

 しかし、6回の先頭で迎えた4番・村上に152キロの直球を振り抜かれると、打球は大きなアーチを描いてバックスクリーンに着弾。18号ソロで勝ち越しを許した。その後は3人で抑え、7回に打席がまわってきたところで代打高山が送られ、7年ぶりの救援を終えた。7回のマウンドには、藤浪と同じく25日に緊急1軍昇格となった齋藤友貴哉が上がった。

 阪神では、新型コロナウイルスの集団感染により25日に19人を入れ替え。それに伴い、藤浪も1軍登録されていた。藤浪は今季8試合に先発し、1勝5敗、防御率5.87。9月14日に登録抹消されていた。

(Full-Count編集部)

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