ダルビッシュ有、日本人初の最多勝が確定! 13年奪三振以来、2度目のタイトル

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

7勝のパドレス・デイビーズ、ブレーブス・フリードが残り1試合となり当確

 カブスのダルビッシュ有投手の日本人初となる最多勝が確定した。今季はここまでナ・リーグトップの8勝をマークしていたが、7勝で追っていたザック・デイビーズ(パドレス)、マックス・フリード(ブレーブス)の両チームが残り1試合となり追い抜かれることがなくなった。

 ダルビッシュのメジャーでの投手タイトルは2013年の最多奪三振以来、2度目。日本人では初の最多勝となりアジア人では2006年の王建民(ヤンキース)以来となった。

 ダルビッシュは25日(日本時間26日)、敵地ホワイトソックス戦で7回5奪三振3安打無失点の快投でリーグ単独トップの8勝目をマーク。日本人初の最多勝を当確させサイ・ヤング賞にも望みをつないでいた。

 今シーズン初登板だった7月25日(同26日)のブルワーズ戦は4回6安打3失点で黒星スタートも、その後は9試合連続クオリティスタート(QS)を達成するなど好投を続けた。シーズン終盤までサイ・ヤング賞を争い、2020年シーズンは12試合に登板しリーグトップの8勝(3敗)、リーグ3位の93奪三振、リーグ2位の防御率2.01と圧巻の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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