交際していた女性の殺害容疑で手配の元MLB投手が死亡 Wソックスなどでプレー

現役時代は3球団で活躍したチャーリー・ヘイガー【写真:AP】
現役時代は3球団で活躍したチャーリー・ヘイガー【写真:AP】

通算34試合登板、06年から2年間はロッテ井口監督の同僚

 ホワイトソックスやドジャースでプレーした元メジャーリーガーのチャーリー・ヘイガー容疑者が、元交際相手を殺害した容疑で指名手配されたとAP通信が伝えた。その後、米メディアの「ブリーチャーレポート」が公式ツイッターで、ヘイガー容疑者の死亡を伝えた。

 AP通信の記事によると、ヘイガー容疑者はアリゾナ州フェニックス郊外で元交際相手を拳銃で殺害したとされ、約230キロ離れた場所で同容疑者の車が無人の状態で発見された。スコッツデール警察は「37歳のチャーリー・ヘイガーを殺人容疑などで、逮捕する十分な証拠がある」と捜査しているという。

 警察当局の担当者は「彼は武装して危険であると考えられている」と語っていたという。被害者のルームメイト男性が、住居に戻った際に銃声を聞き、その直後にヘイガー容疑者が被害者のベッドルームから拳銃を持って出てきたとの情報を伝えている。さらに担当者は「そのときヘイガーは、ルームメイトに銃を向けた。ルームメイトは直ぐに住居の裏に逃げて、近所の人に警察に通報してもらった」との情報も記事では掲載した。

 その後、事態が進展。ブリーチャーレポートの公式ツイッターは「元MLB投手のチャーリー・ヘイガーが自分自身で撃った傷のために亡くなった」と投稿。殺人と暴行の容疑で行方を追われていたと言及した。

 ヘイガー容疑者は2006年からホワイトソックス、パドレズ、ドジャースの3球団でメジャーを経験。通算34試合登板で2勝7敗、防御率6.40の成績だった。ホワイトソックス時代には井口資仁・現ロッテ監督とともにプレーした。2009年から2年間のドジャース時代には黒田博樹氏とも同僚だった。

(Full-Count編集部)

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