田中将大、再契約に「金銭面は問題なし」 米メディアはヤンキースでの引退も予想

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

今季で7年契約終了となる田中に「金銭的なことは、ヤンキースにとっては問題ない」

 今季で7年契約終了となるヤンキースの田中将大投手。開幕直前に打球が頭部に直撃するアクシデントもあったが10試合に登板し3勝3敗、防御率3.56の成績を残した。米メディア「ブリーチャー・レポート」は今オフのFAトップ20と来季の所属先を予想。田中は9位にランクインしヤンキース残留との見方が強いようだ。

 2020年のレギュラーシーズンを終え、現在は世界一に向け熾烈なポストシーズンが行われているメジャーリーグ。今季は新型コロナウイルスの感染拡大を受け60試合制となったが1シーズンと数えられフリーエージェントの権利は発生する。

「ブリーチャー・レポート」が発表した今オフのFAトップはレッズのトレバー・バウアー投手。今季は5勝3敗、リーグトップの防御率1.73、リーグ2位の100奪三振をマーク。最高の移籍先として予想した球団は大谷翔平投手が所属するエンゼルスだった。

 一方、7年契約最終年の田中は9位にランクイン。メジャー移籍から初のFAとなる右腕は残留が基本線になることを言及し「金銭的なことは、ヤンキースにとっては問題ない。球団はタナカと再契約するために、必要な金額を払うだろう。ヤンキースで引退できるような契約になる可能性も高い」と伝えている。

 ワイルドカードシリーズ第2戦では5回途中6失点と悔しいマウンドとなったが、次なる舞台はレイズとの地区シリーズ。FAを迎えるオフに注目が集まるが、まずはワールドシリーズ進出に向けチームを勝利に導く投球に期待したい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY