ロッテ、首位攻防戦制す “鷹キラー”二木7回1失点&藤原プロ初猛打賞 鷹3連敗

ロッテ・井口資仁監督【写真:福谷佑介】
ロッテ・井口資仁監督【写真:福谷佑介】

ロッテは首位のソフトバンクにゲーム差なしで並ぶ

■ロッテ 3-1 ソフトバンク(9日・PayPayドーム)

 ロッテは9日、敵地PayPayドームで行われたソフトバンク戦に3-1で勝利し、首位ソフトバンクにゲーム差なしで並んだ。初回に押し出しなどで2点を先制すると、先発の二木が7回1失点と好投し、対ソフトバンク無傷の7連勝を飾った。

 ロッテは初回、先頭の藤原が二塁への内野安打で出塁すると、ソフトバンク先発のムーアから中村奨が四球、マーティンは死球を受けて無死満塁に。続く安田は押し出し四球を選んで先制点を奪った。さらに続く井上の三ゴロで捕手の甲斐が送球をこぼす痛恨のエラー。初回に2点を先制した。6回には2018年のドラフト1位・藤原がプロ初猛打賞となる右前適時打を放って貴重な追加点を奪った。

 先発の“鷹キラー”二木はこの日もソフトバンク打線を封じ込めた。初回に中村晃にソロ本塁打こそ許したものの、失点はこれだけ。7回までわずか3安打に封じた。右腕はこれでソフトバンク戦今季4試合目で負けなしの3勝目。2019年4月6日の対戦から7連勝とした。8回からは澤村、益田のリレーで逃げ切った。これで今季のソフトバンク戦は11勝4敗1分とし、首位とゲーム差なしで並んだ。

 ソフトバンクは痛恨の3連敗。初回にいきなり2点を奪われると、今季4度目の対戦となった二木をまた攻略出来ず。初回の中村晃のソロの1点を奪うのがやっとで、2回以降はゼロ行進が続いた。これで今季のロッテ戦は4勝11敗1分となった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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