前田健太のPOキャップが米国野球殿堂入り「ワイルドカードSで初の先発投手」
野球殿堂のシェスタコフスキー副館長「ありがとうケンタ・マエダ」
ツインズ・前田健太投手のキャップが米ニューヨーク州クーパーズタウンにある米国野球殿堂入りした。同施設のジョン・シェスタコフスキー副館長が自身のツイッターで伝えた。
前田は昨オフにドジャースからツインズへ移籍。今季6勝1敗、防御率2.70と安定した投球を見せて、ポストシーズン初戦となるアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦の先発に抜擢された。昨季まではワイルドカードゲームとして1試合だけだったが、60試合制の今季はプレーオフ進出枠が拡大。3回戦制のワイルドカードシリーズとして初めて行われた。
前田が先発した9月29日のアストロズ戦は、そのワイルドカードシリーズの初戦だった。前田はワイルドカードシリーズのマウンドに上がった最初の投手となった。シェスタコフスキー副館長は「9月29日、ワイルドカードシリーズで初の先発投手を務めたケンタ・マエダのキャップが野球殿堂に届きました。ありがとうケンタ・マエダ、ありがとうツインズ」と感謝を伝えている。
シーズン終了後、前田は「シーズンを通して先発を任せてもらえたので、成長を感じることができた1年でした。負けたことは悔しいですけど、内容としては自信になると思います」と話していた。ポストシーズンで使用したキャップの殿堂入りは嬉しい“勲章”となったはずだ。