田中将大、無念の終戦 今オフFAでヤンキースへ愛着も「悔いのない選択を」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

レイズとの地区シリーズで敗れて終戦「ポストシーズンのパフォーマンスは非常に消化しがたいものだった」

■レイズ 2-1 ヤンキース(地区シリーズ・日本時間10日・サンディエゴ)

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、レイズとの地区シリーズ第5戦で1-2で惜敗。対戦成績2勝3敗となり、ポストシーズン敗退が決まった。田中将大投手は試合後に報道陣の取材に対応。ヤンキースとの7年契約が終了し、「自分が過ごしてきたチーム。愛着がないわけはないです。どうにもならないこともたくさんあるので、プレーヤーとしてオファーがなければ辞めなくてはいけない。そういう世界だと思うので。しっかり考えて答えを出せればと思います」と語った。

 今季は開幕前に打球が頭部に直撃するアクシデントに見舞われた。初登板から球数制限が課され、10試合登板、3勝3敗、防御率3.56に終わった。ポストシーズンではインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦で5回途中6失点。レイズとの地区シリーズ第3戦では5回途中5失点で敗戦投手と持ち味の勝負強さを発揮できなかった。

「まだ正直シーズンが終わってしまったということをちゃんと実感していないというか、受け入れられていない。そういった気持ちが一番ですね。大変だったのはありますけど、みんなベストを尽くして戦ったと思います。その中で、ポストシーズンのパフォーマンスは非常に消化しがたいものだったと思う。そこが一番ですかね」と振り返った。

今季が7年総額1億5500万ドル(約163億7000万円)の大型契約最終年。ここまで通算174試合登板して78勝46敗、防御率3.74と安定した成績を残している。「不思議な感じですね。フリーエージェントは初めてのことなので。どうなるか僕にも予想が付かないですけど、プレーしている時と同じ。その時その時で考えて悔いのない選択をしていければなと思いますし、悔いのないのように過ごしていけたらなと思います」。31歳右腕の去就に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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