隠しカメラ駆使で舞台裏公開…100勝の巨人菅野に投手陣が計画した“サプライズ”とは？

心温まるお祝いの場面にファンもほっこり「最高のチーム。いい雰囲気」

　巨人・菅野智之投手が6日の本拠地DeNA戦で達成した自身通算100勝。この節目を祝福しようと、宮國椋丞投手ら後輩投手陣が計画した“サプライズ”が、大きな反響を呼んでいる。球団公式YouTubeチャンネルが動画を公開すると、わずか1日足らずで15万回超の再生を数えた。

　動画は、宮國が球団スタッフに相談する様子を隠し撮りした映像からスタート。後に本人に了承を得たと説明を加えながら、菅野への感謝を形にしたい宮國の気持ちを紹介している。その中で相談したのは、奈良県の大峰山で往復48キロもある山道を1日16時間、1000日間歩き続ける修行「大峰千日回峰行」を成し遂げた慈眼寺住職の塩沼亮潤大阿闍梨に言葉をもらいたいということだった。

　その後、動画は投手陣が待つ部屋に菅野が登場した場面に転換。「俺こういうの恥ずかしいから」と菅野は頭をかきつつ、パソコン画面で再生された動画を見ると「やばっ！」と仰天。塩沼住職からのメッセージが流された。

「常に謙虚にそして真摯な姿勢で素直にまた高みを目指してチャレンジすることが大事です」などのメッセージに聞き入った菅野。塩沼住職がしたためた書を中川から受け取ると「みんな可能性あると思うし、若い人多いから自覚持ってかんばってください」と言葉をおくった。

　巨人投手陣のあたたかさが詰まったこの動画に、ファンからは感動の声が続々。「今シーズンの巨人は素晴らしいな」「菅野のお祝い動画を見にきたけど、すごい勉強になったなぁ」「宮國選手、良き後輩ですね」「もうすごいやん　最高のチームやな　ほんまにいい雰囲気」などと一緒になって喜んでいた。