ダルビッシュ、幻に終わった5度目のオールスター　地元メディア「絶対確実だった」

「7連勝中は今シーズンの球界全ての投手の中で最も独占的なパフォーマンス」

　カブスのダルビッシュ有投手は2020年シーズンに12試合に登板し8勝3敗、防御率2.01の好成績を残し、日本人初となる最多勝を獲得した。今季は新型コロナウイルスの感染拡大を受け60試合制となり、オールスターゲームも中止となったが地元メディアは「絶対確実だった」と、幻に終わった5度目の球宴出場について考察している。

　地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」は、オールスターゲームが開催されていたらカブスから選出された選手を特集。先発では「ユウ以外は選ばれなかったかもしれない」と言及し、7連勝をマークするなどシーズンで見せた圧倒的な活躍を紹介。

　これまでメジャーでは4度、オールスターゲームに出場している右腕だが「カブスの中で絶対確実なオールスター選手だった。7連勝中は今シーズンの球界全ての投手の中で最も独占的なパフォーマンスだったかもしれない」と振り返っていた。

　レッズ・バウアー、メッツ・デグロムらとサイ・ヤング賞を争うダルビッシュ。2020年を締めくくる“吉報”が届くのだろうか。シーズン後の“タイトル争い”にも注目だ。

（Full-Count編集部）