巨人・菅野智之、405日ぶり黒星で連勝記録止まる 6回4失点、打線の反撃も及ばず

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】
巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

4回までに広島打線に4点を奪われ、リードされたまま降板

■広島 4-3 巨人(13日・東京ドーム)

 巨人の菅野智之投手が、2019年9月4日の中日戦以来405日ぶりの黒星を喫した。13日、本拠地・東京ドームで行われた広島戦。4回までに4点を許してリードを奪われて6回4失点で降板し、チームも敗戦。開幕投手からの連勝記録は「13」でストップした。

 2回、先頭の松山に二塁打を浴びて出塁を許し、西川に右前安打で繋がれて無死一、三塁にピンチが拡大。続く坂倉の二ゴロ併殺打の間に松山が生還し先制点を許した。

 4回には田中広に右前安打、鈴木誠に四球を与え、松山に適時打。坂倉の一ゴロで併殺を狙った遊撃・坂本からの返球を菅野が捕球できず(記録は坂本の悪送球)。ファウルゾーンをボールが転がる間に3点目を奪われた。さらに菊池には右翼線へと落ちる二塁打を許し、一塁走者が一気に生還して4点目を失った。

 菅野は6回6安打2四球4失点(自責点は3)でリードを許したまま降板。打線は広島先発の九里の前に1点を奪うのがやっと。1点を返してなおも1死満塁だった6回のチャンスも、ウィーラーが見逃し三振、大城が中飛に打ち取られた。9回に丸、ウィーラーの本塁打で1点差まで迫ったが、反撃も及ばなかった。

 菅野は今季開幕から連勝を続け、6日のDeNA戦でプロ野球新記録となる開幕投手からの13連勝を記録。通算100勝も達成するなど、ここまで不敗を続けてきた。開幕から97試合目でついに今季初黒星を喫し、2019年9月4日の中日戦(前橋)以来、405日ぶりの黒星となった。

(Full-Count編集部)

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