好守連発に「アンビリーバブル」 3連勝でWS王手のレイズ指揮官はご満悦

好守を見せたレイズのケビン・キアマイアー【写真:AP】
好守を見せたレイズのケビン・キアマイアー【写真:AP】

スーパーキャッチが続々 キャッシュ監督も自信「我々の守備は良い」

■レイズ 5-2 アストロズ(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間14日・サンディエゴ)

 レイズは13日(日本時間14日)、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に5-2で快勝して3連勝。12年ぶりのリーグ優勝、ワールドシリーズ進出へ王手。ケビン・キアマイアーやハンター・レンフローが好守を連発し、キャッシュ監督も「アンビリーバブルだ」と手放しで称えた。

 キアマイアーは1回2死で中堅フェンス側の大飛球をがジャンプ一番の超絶キャッチを披露。さらに3回2死一、二塁でも右中間へのライナー性の打球に飛びついて好捕した。それに負けじと7回2死一塁では、右翼のレンフローが右翼線の打球をダイビングキャッチ。打者のスプリンガーは一塁ベース前で思わずヘルメットを叩きつけて悔しがった。レンフローは8回1死満塁でもライナーにスライディングキャッチを見せるなど躍動した。投げては先発のヤーブローは6回途中3安打2失点。救援陣は無失点リレーを見せた。

 守備面での躍動にキャッシュ監督は「特別な試合だった。ヤーブ(ヤーブロー)に始まり、私の意見としてはハイライトは守備にある。(ハンター)レンフロー、ウィリー(アダメス)、ジョーイ(ウェンドル)らが良いプレーをしてくれた。アンビリーバブルだ」と強調。さらに誇らしげに「我々の守備は良い。シーズンを通じて非常に素晴らしいプレーをしている。称賛に値するのは、彼らが懸命にプレーしていること」と語った。

 好守連発のキアマイアーは、チームの守備について問われ「内野陣が披露するショーを見ている。どんな試合でも、フィールド上の打球に対して大きな自信を持ってプレーしている。ハンター(レンフロー)、マニー(マルゴ―)、ヨシ、ランディ(アロサレーナ)。誰がプレーしていようが関係ない。僕らはお互いから力を貰っている」とチーム一丸の姿勢に自信を見せた。

【動画】ジャンピング&ダイビングキャッチ連発! レイズ外野手の好プレーが一挙に見られる映像

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