鷹千賀、6回0封で8勝目 工藤監督の金言に感謝「僕自身の気持ちもすごく楽になる」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

工藤監督からのアドバイスで好投「長くやってきた方なので色々と引き出しある」

■ソフトバンク 4-0 オリックス(14日・京セラドーム)

 ソフトバンクの千賀滉大投手が14日、敵地でのオリックス戦に先発し6回4安打無失点、10奪三振の好投で8勝目を挙げた。従来の登板とは違い中7日での登板でエースの意地を見せ「制限あるなかで6回ゼロでいけたとこが一番よかった」と胸を張った。

 千賀は初回2死から安達に四球を与えるも続く吉田正を三ゴロ。2回は3者連続三振、その後も危なげない投球。唯一のピンチだった6回も1一、二塁のピンチを背負ったが吉田正を遊直、モヤを二ゴロに抑え無失点。6回を100球、10奪三振と圧巻の投球だった。

 疲労を考慮され中7日での登板だったが「監督にアドバイスもらったりした中で1日、見直せる時間が増えたことは自分の中でリラックスしてマウンドに上がれた。今日は大丈夫だろうというマウンドのメンタルだったので、それに繋がるいい1日だったと思う」と、工藤監督の配慮に感謝した。

 指揮官から投球フォームの微調整など様々なアドバイスをもらい「気付いてい部分あったが、気づいてもなかなか直せない部分あった。僕自身の気持ちもすごく楽になるし。『俺もこうだったから』と話してくれて。長くやってきた方なので色々と引き出しあるなぁ、と思いながらいつも聞いています」と、通算224勝左腕からの金言が好投に繋がったことを明かしていた。

 チームは3試合連続完封とシーズン終盤に投手陣が踏ん張りを見せているが「先発、中継ぎの人もゼロで抑えている。いい雰囲気でやれている。投手で試合作っていけて0点に抑えれば負けはない。投手みんなでやっていきたい」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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