鷹ムーア、Rソックスの獲得候補に? 米メディア予想「興味深い選択肢」

ソフトバンクのマット・ムーア【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのマット・ムーア【写真:荒川祐史】

Rソックスの編成責任者はムーアと同時期にレイズに在籍

 2018年にワールドシリーズを制覇しながら、今季は24勝36敗でア・リーグ東地区の最下位に沈んだレッドソックス。現在チーム再建中の真っ只中にあるが、そんな名門球団のオフの補強候補として、ソフトバンクのマット・ムーア投手の名前が挙がっている。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」ではレッドソックスのオフの補強についての展望記事を掲載。その中で「今オフのレッドソックス最大の優先事項は先発投手を補強すること」と指摘した。

 エースのクリス・セール投手がトミー・ジョン手術を受けて復帰時期が不透明な状況にあるレッドソックス。今季はイオバルディの4勝がチームトップと先発のコマ不足に泣かされた。記事の中にはヤンキースからFAとなる田中将大投手の名前も挙がっているが、「ヤンキースが再契約を試みるのは驚きではない」として残留を予想している。

 記事の中ではソフトバンクのムーアも候補の1人として挙げられており「興味深い選択肢。ムーアは膝の怪我で2019年の大半で離脱し、昨冬日本に移籍した。ふくらはぎの筋損傷で約6週間離脱したが、復帰後は好投し、日本で良いシーズンを送っている」と、ここまで9試合に先発して4勝をマークしているムーアの来日1年目を紹介している。

 また「左腕はキャリア最初の6年をタンパでプレーしたため、レッドソックスの編成責任者のハイム・ブルーム氏は彼をよく知っている」とし、ブルーム氏とムーアの繋がりについて言及。「彼はMLBレベルでまだプレーできると証明するために、手頃な契約でボストンを検討するかもしれない」と、その可能性を示している。

 ムーアはレイズ時代の2012年に11勝、2013年には17勝をマーク。2016年途中にはレイズと移籍したジャイアンツで計13勝をあげた。2018年にレンジャーズ、2019年にはタイガースに在籍し、今季、1年契約でソフトバンクに加入していた。

(Full-Count編集部)

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