ダルビッシュの貢献を「カブスは誇りに思う」 地元局が称えた圧倒的な信頼度

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

地元テレビ局「マーキースポーツ」が今季の躍動ぶりをあらためて称賛

 今季8勝を挙げて日本人初の最多勝に輝き、サイ・ヤング賞の候補に上がっているカブスのダルビッシュ有投手。2年ぶりのプレーオフ進出を果たしたチームへの貢献度は群を抜いており、地元テレビ局「マーキースポーツ」も、ダルビッシュがもたらした成果を称えている。

 ダルビッシュは8月から破竹の7連勝を飾るなど通算12試合に登板して8勝3敗、防御率2.01と抜群の成績を残した。今月2日(日本時間3日)のマーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦では7回途中2失点と好投。味方の援護なく敗れたが、評価を何倍にもしたシーズンになった。

 同局は「カブスはダルビッシュが2020年に成し遂げたことを誇りに思う」との見出しで記事を掲載。プレーオフで敗戦投手となったダルビッシュが登板後、今オフにFAとなる同僚のジョン・レスターにもう一度本拠地で投げさせてあげられなかった点を悔やんだコメントを紹介。それを踏まえ「2020年についてダルビッシュが唯一苛立たっているのはそれだけかもしれない。彼は来月のナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で3位以内に入る可能性が高く、賞を取る可能性さえある」と述べた。

 記事ではさらに、今季ダルビッシュが登板した試合は9勝4敗であることにも言及。プレーオフ敗退後にロス監督が「真のプロフェッショナルで、彼の今年一年の活躍をとても誇りに思う」とダルビッシュを称えたコメントも紹介した上で「カブスはこの34歳による今季におけるチームへの貢献を喜んでいる」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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