オリ山本7回10K2失点の好投「調子自体もよかった」 防御率2.20&149奪三振で2冠視野に

先発したオリックス・山本由伸【画像:パーソル パ・リーグTV】
先発したオリックス・山本由伸【画像:パーソル パ・リーグTV】

6回1死一、三塁から浅村に逆転の2点タイムリーを浴びるも9回に伏見のソロで同点

■楽天 – オリックス(20日・楽天生命パーク)

 オリックスの山本由伸投手が20日、敵地での楽天戦に先発し7回5安打10奪三振2失点の好投を見せた。9勝目こそ逃したが防御率2.20、149奪三振はリーグトップで投手2冠に一歩前進した。

 快投を続けていた山本が6回に捕まった。先頭の銀次に右前打を浴びると下妻の送りバントと小深田にも左前打を浴びるなど2死一、三塁のピンチを背負う。ここで浅村に149キロの直球を弾き返され右翼へ2点タイムリー二塁打を浴び逆転を許した。

 7回もマウンドに上がり無失点に抑えたところで降板。それでも打線は1点を追う9回に伏見がソロアーチを放ち同点に追いつき山本の黒星は消滅した。

 降板後は「今日は調子自体もよかったですし、立ち上がりからしっかりと自分らしいボールが投げられていたと思います。ただ、やはり6回の場面、味方が先制してくれた直後のイニングだっただけに、なんとか勝負所で抑えたかったですし、逆転を許してしまって悔しいです」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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