レイズ完敗もアロサレーナがPO新人23安打でジーター超え 指揮官称賛「特別な領域だ」

ワールドシリーズ第3戦でHRを放ったレイズのランディ・アロサレーナ【写真:AP】
ワールドシリーズ第3戦でHRを放ったレイズのランディ・アロサレーナ【写真:AP】

9回に左越え1号ソロ、今ポストシーズン23安打でジーターのPO新人記録を抜いた

■ドジャース 6-2 レイズ(ワールドシリーズ・日本時間24日・テキサス)

 ワールドシリーズは23日(日本時間24日)、テキサス州アーリントンで第3戦が行われ、ドジャースはレイズに6-2で快勝。対戦成績を2勝1敗とした。レイズ・筒香嘉智外野手は8回に代打で登場し、ワールドシリーズ初出場。結果はニゴロだった。

 レイズは先発モートンが5回途中5失点KO。試合前まで今季のポストシーズン3戦3勝、防御率0.57。アストロズ時代からPO7連勝中だったが、まさかの投球となった。キャッシュ監督は「2ストライクからの投球が少し響いた。本当に本当に奮闘してくれた。相手打線は大きなプレッシャーをかけていた。今日のビューラーのような投手と対戦する時は、ミスをする余地はない」と話した。第7戦で先発起用することも明かした。

 打線では新人アロサレーナが9回に守護神ジャンセンから左越え1号ソロ。ポストシーズンタイ記録となる8本目の一発はPO新人最多23安打目。デレク・ジーターを抜いた。指揮官は「並んだ選手、超えた選手たちの名前を聞き、とても特別な領域だ。デレク・ジーターのキャリア、ポストシーズンを見ると、成し遂げたことは素晴らしい。ランディ(アロサレーナ)はまだそれほどの機会を得ていないが、最初の機会で力を発揮している。彼の打撃がなければ、我々の今の成功はない。彼の本塁打は我々全員が嬉しく思っている」と称えた。

(Full-Count編集部)

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