2軍戦で人生初サヨナラ弾 西武6年目・戸川が取り組む課題「追い込まれる前に…」

西武・戸川大輔【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武・戸川大輔【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

25日のイースタン・ヤクルト戦で特大のサヨナラ弾「あんなに飛んだ本塁打は初めて」

 10月25日のイースタン・ヤクルト戦。1点ビハインドで迎えた9回裏にライトへ特大のサヨナラホームランを放ったのは戸川大輔。ライトの防球ネット最上段に突き刺さる、まさに特大アーチだった。「もちろん、打った瞬間に行ったな、と。高校時代も含めて、あんなに飛んだホームランは初めてですね」とうれしそうに振り返った。

 サヨナラホームランも人生初。「サヨナラホームランってこんなにうれしいものなんですね。自分で試合を決められる、というのが特にうれしいです」と笑った。今シーズンは9月に1軍で4試合に出場。地元・北海道の札幌ドームでも初めてプレーした。残念ながら札幌での初安打はならず、「悔しかったです。地元で初めての出場だったので、ちょっと意識しちゃって緊張していたんだと思います」と当時を振り返る。

 その経験を踏まえた上で、ファームでは「追い込まれる前にしっかり甘い球を捉える。シンプルなことですが、そこを意識して取り組んでいます」と前を向く。「今シーズンの残り試合も少なくなりましたが、最後まで諦めずに頑張りますので応援よろしくお願いします」とライオンズファンに奮起を誓った。

(Full-Count編集部)

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