近大・佐藤輝明、指名の阪神は「ファンが熱狂的なイメージ」 最多タイ4球団が競合

阪神から1位指名された近大・佐藤輝明【写真:宮脇広久】
阪神から1位指名された近大・佐藤輝明【写真:宮脇広久】

地元・関西の球団と結ばれる「小さい頃はよく甲子園行っていた」

 2020年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルでリモート開催され、近大の佐藤輝明内野手は阪神が交渉権を獲得した。巨人、ソフトバンク、オリックス、阪神が1巡目で入札。地元関西の球団と結ばれた佐藤は「どこの球団にいってもそこで頑張ろうと思っていたので。阪神でよかったと思います」と話した。

 阪神のイメージについて問われると「ファンが熱狂的というイメージがあります。僕自身も小さい頃はよく甲子園行っていたので、逆の立場になって地元の子どもたちに見にきてくれたらいいと思います」と佐藤。矢野監督については「小学校のとき矢野監督がキャッチャーだったのでずっと見てました」と話した。

 佐藤は仁川学院から近大に進み、1年の春から中軸を任された。3年秋にMVPに選ばれると、今秋に自身2度目のMVPを受賞。4年間で通算14本塁打を放った。同大の先輩でもある二岡智宏(巨人3軍監督)が1995年春から1998年秋に記録した13本塁打のリーグ通算最多本塁打記録を22年ぶりに更新した。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

RECOMMEND

CATEGORY